2011/05/01

パリの皆さんは休日を公園でのんびり過ごすのが大好きみたいです。
公園は市内のいたる所にありますが、
その中でも、リュクサンブール公園は、かなり大きな公園です。
噴水の周りでは日光浴や、
水に小さな帆船を浮かべて遊ぶ子供もいます。
ゆっくりとした時間が流れています。
僕たちものんびり過ごしていたのですが・・・
ハックシュン!!
夫婦揃ってくしゃみが止まりません。
か、花粉症!?
パリにはスギの木は無いはずではと、
ネットで調べてみたら、
原因は街の公園に植えられているマロニエという木からの花粉らしいです。
目に見えて綿のような花粉が飛んできます。。
大通りの街路樹にも植えられている木ですので、大変そうです。。。
まさかのパリに天敵がいたとは。。。

リュクサンブール公園内にはマリオネット劇場があります。
地元の子供たちに大人気の人形劇です。
ネットで知って一度見てみたいと思っていたので観賞してきました。
メインのお客さんは子どもたちなので、大人は後ろの方で見ます。
ギニョールというキャラクターが主人公で物語が展開されます。
細かい内容はフランス語なのでもちろん解らないのですが、
コミカルな動きでほのぼのとした人形劇でした。
子供たちが人形達の動きに合わせてキャーキャー言うのが可愛かったですね。
中は撮影禁止になっていましたので、
こちらの動画で雰囲気が分かります。

場所は変わりまして、
バスティーユ広場から続くドーメニル通りにある高架の上の緑の道。
NHKの番組で紹介されていて、
行ってみたかった場所でした。

元々は鉄道の高架橋だったようで、廃線になった後、
緑を植えた通りにしたようです。
高架の下はインテリアなどのショップになっていました。
こういうものを活かすところがパリの素晴らしい所。
夕方前の散歩や、ジョギングを楽しむ方がいっぱいいました。
街の中に憩いの場が多いのが羨ましい限りですね。
・・・花粉は余計ですが。。クシュン。

パリには色々歴史的な建物がありますが、
なんだかんだで、やっぱり、エッフェル塔が一番好きです。
パリのシンボルとしての存在感。
全体のシルエットが完璧です。
高さは324mということは東京タワーよりも低いのですが、
周りに高い建物がないのですごく高く見えます。

その鉄骨が織りなす造形も、まさに芸術の都のシンボルといった感じ。
鉄のレースと呼ばれているのが分かりますね。
すばらしすぎ。

ちらっと映るだけでも絵になる不思議。
花の写真も、ちらっとのエッフェル塔で、良い感じになりますね。笑

本日は、そんな大好きなエッフェル塔を眺めながらのランチ。
ケ・ブランリー美術館の屋上にあるLes Ombres(レ・ゾンブル)というレストランです。
なんか夢のようなシチュエーション。
味も美味しいですし、エッフェル塔好きにはたまらないレストランです。

エッフェル塔はエレベーターで一番上の展望台まで登ることが出来ます。
ただ、常にすごい混雑のようです。
しかも、5月1日のフランスはメーデーで、多くの観光名所が休みの日。
年中無休のエッフェル塔に観光客が集中したようで超大混雑。
この日は諦めて、翌日の開門と同時に並んで登りました。
パリが一望できる素晴らしい眺め。
ここからの眺めで残念なのは、
エッフェル塔が見れないことだけですね。笑
ちなみに、上の写真、下側中央の白い丸がある建物がレ・ゾンブルです。

セーヌ川ナイトクルーズからの夜景。
前回来た時はEU仕様の青いライトアップだったので、
本来のオレンジ色のライトアップが観れました。
良い感じにパリの夜を飾ってくれます。

新婚旅行の時の目的がパリを観光だとしたら、
今回の目的はパリを楽しむ。
そのひとつがマルシェ(市場)です。
メトロのRennes駅を上がってすぐのところから連なっている
ラスパイユのビオマルシェ。
毎週日曜日の朝に催されている朝市のようです。
ビオという名前からわかるように、
有機農法の新鮮な野菜や果物が陳列されています。
なんか、それだけで絵になるのが不思議。

どれも美味しそうでしたが、
その中から、瓶詰めのハチミツと、ハチミツの飴を購入しました。
覚えたてのフランス語の挨拶と、英単語でなんとかなりました。
気分はパリっ子?