【映画レポ】カンフーハッスル
あらすじ:
ギャング団“斧頭会(ふとうかい)”にあこがれる青年シンは、古びたアパートの住人を脅して会に名を売ろうとする。ところが住人は中国拳法の達人ばかりで、シンは彼らと斧頭会の刺客との死闘に巻き込まれてしまう。
少林サッカーのチャウ・シンチーの作品ということで観に行ってきました。
この映画のコンセプトである「ありえねー!」
映画の最中、思わず叫んでしまうようなシーンが幾多とあり、
純粋に楽しめる映画でした。
対決のシーンが迫力満点でしたね。
なんていうのか、ドラゴンボールの悟空とかの戦いみたいな感じ。
しかも初期のドラゴンボール。
コメディタッチで、ありえない技の連続。
最後の必殺技は天空ペケ字拳を思い出した。(笑
随所にCGを多用し、ありえない戦いのシーンを作っていますが、
肝心のカンフーや格闘シーンそのものは生身の人間が行っていて、
それの効果としてだけCGを使っているのが良かったです。
いろいろな拳の技の達人が出てきましたね。
僕は詳しくないので分かりませんが、
分かる人なら、それぞれの技の魅力も楽しめるのではないでしょうか。
ちなみに僕は、使う道具くらいしか違いが分からなかった。。(笑
全体を通してコメディータッチ。
ありえないシーンのオンパレードで、
映画の最中ずっと笑ってました。
主人公と大家の奥さんの競争シーンがありえなくて良かった。(笑
見た目強そうな人が弱くて、
見た目弱そうな人が強いのはチャウ・シンチー・スタイルですかね。
少林サッカー同様、おっさん達がカンフーの達人だったり、
パーマのおばさんが大声で敵の技を撥ね返したり、、
極めつけは、
よれよれの服にサンダル履いたハゲのオッサンが最後のボスキャラ。
ありえねー!さすがですよ。(笑
ただ、ヤクザとアパートとの戦いの話なんで、
どうしても殺しシーンが出てきますね。
うまく隠してはいましたが、斧で相手を叩くシーンは生々しい。
前後のコメディタッチのおかげで、
気分が悪くなることは無かったですけど。
そこらへんは、平和的な少林サッカーの方が良かったかな。
まぁ、そんな感じで、
ありえないシーンなど映像の迫力、
ありえないシーンによるコメディ等々、
内容関係なしで純粋に楽しむ目的とした、
娯楽映画好きなら観る価値アリだと思います。はい。