日記2011

2011/05/24

南米の香りに誘われて

本日は東京出張。
午後からの仕事でしたので、
その前に昼飯が食べられる所を探していたところ、
たまたま降りた秋葉原の高架下に、
たまたま小洒落たカフェを見つけました。
南米のジャブローという地域のコーヒー豆の香りが私を誘います。
昼食はここで頂くことにしました。

店内はなにやら異様な雰囲気。
赤い専用の席がありました。
なんとなくですが、
「坊やだからさ。」と聞こえてきそうですね。

なにやらカワイイキャラクターが描かれたカフェラテと、ドリアを注文。
ドリアは、手が爪になっているであろう赤い水陸両用機をモチーフにした感じですが、
私にはよく分かりません。
なんとなく、赤い鼻の方と、
地下基地に潜入したい気分になります。

一緒に出張だった上司は、
チキンライスを注文。
赤くて、ツノが付いています。
なんとなくですが、
戦艦5隻くらい沈められちゃいそうな気分になります。

それにしても、
値段の割に量が少ないですねぇ。
それでもお客さんは多く、
外国からわざわざ来られている団体さんもいました。
しかも、みなさん何やら嬉しそうです。

あれ、私もですか?

さて、仕事です。仕事。


2011/05/22

大野名水マラソン

新たな挑戦!
第47回越前大野名水マラソン
に参加してきました。

ここ福井県大野市は、
弟の奥さんの地元。
せっかくなら家族に縁があるところを走りたいと、
この大会の挑戦を決めました。
僕の嫁さん、弟、伯父も一緒に参加です。

当初は、ハーフマラソンに挑戦しようかと思ったのですが、
GWの旅行やら、その準備やらで、なかなか練習が出来ず、
申し込みの段階で10kmに変更。
その判断は、
当日になって大正解と感じました。

この日は朝から雨が降る天気だったのですが、
時間が近づくにつれ雨脚が強くなり、
スタート時には大雨でした。

そんな中でスタート。
当たり前なんですが、
前に走ったフルとは違い、
10kmはハイペースですね。

大野の歴史ある街並みを走りぬけるコース。
その風情を・・・
感じられたのは最初のうち。

雨で濡れてウェアは張り付き、
靴は通気性が良いので、
当然、水も簡単に入ってきてグチョグチョ。
足がどんどん重たくなってきます。
練習不足の影響もあったかもしれません。
ハーフだったら、とても走れなかったと思います。

それでも沿道の応援や、
まわりのペースに乗せられて、
なんとか最後まで走り切りました。
目標の1時間も切り、57分でゴール。
練習では1時間を切ったことなかったのですが、
雰囲気が背中を押してくれました。

マラソン後、
参加者全員についてくる無料の入浴券で銭湯に行きました。
この外観もさることながら、
中も入口に番台さんがいる昔ながらのスタイル。
まさに銭湯という感じの銭湯。
大野の名水の湯で、
雨で冷えた体も温もり、疲れも癒されてきました。


2011/05/06

パリの眺め

パリ最終日。
出発の時間まで買い物。
その最後、
プランタン・デパートの屋上に展望スペースがあることが分かり行ってみました。

パリは建物の高さが揃えられているので、
7階(日本で言うところの8階)からでも、
広くパリの街並みを見渡せます。

エッフェル塔や、凱旋門、ノートルダム、
ほとんどの眺めの良い「登る系」は並ばなくては入れませんが、
ここは人も少なく、穴場的な展望スポットかもしれません。

しかも、ここのオペラ地区は、
パリの中心に位置するので、
多くの有名な建物がすべて同じくらいの距離で見渡せます。


丘の上のサクレクール寺院もよく見えます。

あそこ行ったねぇとか、
嫁さんと回想。
最終日の眺めとして最高の場所ですね。

今回の旅、計画してから約半年、
初めての個人での海外旅行ということで、
夫婦で周到に準備してきました。
途中、震災もあったりで行って良いものか悩んだりもしましたが、
航空券も購入していたし、こういうことは今しかできないと決断。

そんなこんなで、準備期間は長く感じましたが、
はじまってしまうと、あっという間でした。
とはいえ、かなりの充実度。
パリを楽しむという目的は達成できたかなと。

夫婦で、ああだ、こうだ言いながらの計画も、
身振り手振りを交えて、現地の方に話しかけたりも、
すごくいい経験になりました。

またパリに行きたいとは、
少なくとも1ヶ月は言わないように嫁さんと約束しましたが、
帰りの飛行機で言ってしまった。。
歴史、文化、芸術、街並み、
知れば知るほどハマってしまうのが、
パリの魅力です。


2011/05/05

最後の夜

今回、パリで過ごす最後の夜です。

本日のレストランは、
Le Caveau du Palais(ル・カヴォー・ドゥ・パレ)
シテ島の西側にある三角公園に面したオシャレなレストランです。

公園にはジャズのストリートミュージシャンがいたりで、
オシャレな雰囲気を演出してくれます。

そして、、、

いよいよ挑戦。
初めてのフランス語のメニューしかないレストランです。
事前にネットで、ここのオススメを調査。
メモ帳と、フランスの単語帳を片手にメニューとにらめっこしながら、
なんとか注文できました。

前菜は、今回初めてのエスカルゴ。
嫁さんが食べれないからと1人前を分けてもらいました。
バターソース(?)と良い感じに絡んでいて、
すごく美味しい。
1人前食べたかったなぁ。。笑

そして、なんといっても絶品だったのが、鴨のコンフィ。
パリパリの表面と、しっかりの味の付いた柔らかい身との絶妙なハーモニー!
付け合わせのポテトも良い感じです。
今回のパリで食べたメインの中で一番かも。
すごく美味しいです。

この味にもう一度出会うためには、
またパリに来る必要があるなぁ。笑

これからパリに行く人がいたら、
ここをオススメしたいです。

帰りにセーヌ川沿いを散歩。
パリは夜景も絵になります。
美味しい料理を食べていい気分を、
さらに演出してくれます。


ミュージアムツアー2日目

ミュージアムツアー2日目
前回、すごく感動したMusée d’Orsay(オルセー美術館)に再びやって来ました。

現在、改修工事中のようで、
作品の配置が変わっていました。
また、館内も撮影禁止になっていたりと、
前回から色々と変更点が。。
今回来たいと思っていた館内のカフェも場所が変わっていました。残念。

ゴッホや、ミレー、ルノワール等々、、、
やっぱり本物をこの目で見るのは違いますね。
何度見ても良いです。
心が躍ります。

こちらも、前回と同じコースで、
Musée de l’Orangerie(オランジュリー美術館)
モネの「睡蓮」のための美術館です。
睡蓮の展示室。
2部屋にわたり、4方向に睡蓮の連作が並んでいます。
同じ題材をモチーフにしていますが、
それぞれ四季だったり、天気だったりを感じれます。
自然光を取り込んだ造りがそうさせるのか、
本当に、睡蓮に囲まれているような気分になります。

その後、
ルーブルの隣にある広告博物館に行きたかったのですが、閉館中でした。残念。

シテ島にあるSainte chapelle(サント・シャペル教会)
教会ですが、ここは有料かつ、厳重な荷物チェックがあります。
ミュージアムパスの対象施設です。

この礼拝堂の壁全面のステンドグラス!
太陽光が色とりどりのガラスを通過してくる感じが、
なんとも写真では表現できないのが残念。
すごくきれいでした。
礼拝堂内の周りのベンチに座っていると、
時間を忘れてしまいそうです。


2011/05/04

ミュージアムツアー1日目

パリは街中に美術館、博物館、史跡が点在しています。
それらを自由に巡るためのフリーパス券がパリ・ミュージアムパスです。
指定の所にフリーパスで入れるのはもちろん、
多くのところで通常の列とは別の入口から入れるので、
並ぶ時間の短縮にもなり、おすすめです。

今回、この2日券を購入。
2日間のミュージアムツアーです。

まずは、
Invalides(アンヴァリッド)に向かいました。
ここには欧州はもちろん、日本の鎧兜なんかも展示されている軍事博物館があります。
好きな人は、かなり楽しめるのではと思いますが、
僕はある程度ここは流して、
一番の目玉は、その先。
中央の金色のドームの下に、ナポレオン1世が眠る棺があります。
フランスの英雄を讃えるための豪華な造りに圧倒されます。
ここはちゃんと、ナポレオンさんにご挨拶しておかなければ。

いや~、めっちゃ考えてますね。
超有名な彫刻「考える人」さんです。
こんな野外に展示してあるとは。
アンヴァリッドのすぐ隣にあるMusée Rodin(ロダン美術館)にあります。

館内はもちろん、
その周りの庭園にもロダンの彫刻が展示されています。
木々の中、花々の中、噴水の中、
いたるところに彫刻があり、
芸術を感じながらの日光浴。
なんという贅沢なんでしょうか。

ビスト財団の屋敷、じゃなくて、
Musée national du Moyen Age(クリュニー中世美術館)です。笑

ここの目玉は、貴婦人と一角獣の6枚のタペストリー。
実は機動戦士ガンダムUCで重要なアイテムとして登場しています。
それをどうしてもこの目で見たいとやってきた次第。

6枚のうち5枚は「味覚」、「聴覚」、「視覚」、「嗅覚」、「触覚」の五感を表わしていて、
写真の1枚は天幕に「A mon seul désir(私のたった一つの望み)」と書かれていますが、
現在、これが何を示しているのか謎に包まれているようです。
ガンダムの小説では、それは五感を超越した「第六感」で得られる悟りの境地だという解釈で、
女性が「箱」を開放すことで、その天幕の向こうの世界に進むことを、
一角獣と獅子が促しているとされています。
まさに、ストーリーのベースになっているわけです。いやぁ、感動。

ん??
えぇ、オタクです。すいません。

ミュージアムツアーの後は、
サン・ジェルマン・デ・プレ界隈でショッピング。
この界隈は、いわゆるオシャレスポット。
ファッション、キッチン用品、雑貨と、
どれも目移りするものばかり。
この日は、二人でかなりの買い物をしました。


ラデュレで朝食を

マカロンでおなじみ、
老舗高級店のLadurée(ラデュレ)

ここの朝食のパンが美味しいとの情報を得て、
急遽、シャンゼリゼ大通り店にやってきました。

パリのマダム御用達のサロン・ド・テも、
朝食なら手が出せる値段。
とはいえ、朝食にしてはそれなりです。笑

僕は朝食セット(パン・カフェ・オレンジジュース)、
嫁さんはフレンチトーストを注文。
うわさ通り美味しくて、
特にお気に入りは、甘い砂糖衣のかかったクロワッサン。
今回パリに来て食べたパンの中でサイコーでした。

テイクアウトでマカロンも注文してみました。
実は初めて食べました。
見た目の印象から、
もっとパサパサしていると思っていましたが、
結構しっとり、美味しいものですね。

ラデュレのサロン・ド・テは日本では東京にしかないと思っていましたが、
このGW、大阪駅に新しくできた三越伊勢丹に入ったよう。
この朝食のパンもあると良いんですけど、
サイトを見た感じ無さそうかな。。どうかな。。
今度、行ってみよう。


2011/05/03

本日のレストラン

本日のレストラン
L’Auberge Café
オーベルジュ・カフェ

日本人の奥さんと、フランス人のご主人が営むレストラン。
パリのレストランを紹介するサイトに日本語で電話予約が出来ると書いてあったので、
出発前に国際電話でドキドキしながら予約しました。
最初、フランス人スタッフの方が出られたので、オドオド。
「もしもし、すいませんが、、、」と、
日本語で押し切ったら、日本人の奥さんに代わってもらえ(笑)、無事に予約できました。
ちなみに、このお店はメニューにも日本語があるので非常に助かります。
英語のメニューがある所はほとんどなのですが。

店内は重厚で落ち着いた雰囲気。
美味しいフレンチを頂きました。

僕のお気に入りは、
前菜で出てきた海老の龍髭揚げ的な名前だったような気がします。
このサクサクの海老がすごく美味しかったです。

嫁さんは、このマカロンとイチゴのデザートがお気に入りだったよう。
盛り付けもすごくカワイイですね。

セーヌ川の畔のオシャレなレストラン。
パリにまたひとつ素敵な思い出が出来ました。


アメリを訪ねて

モンマルトルと言えば、やっぱりアメリ。
地名自体、この映画で知りました。
物語の多くが、この地域が舞台になっています。
今日はアメリのロケ地めぐりをしながらの散策です。

まずは、Café des 2 Moulins(カフェ・デ・ドゥ・ムーラン)
アメリが働いていたカフェです。
中も少しのぞいてきましたが、
内装は映画の時と、ほぼそのまま。
映画の中の世界が目の前にあるのはなんか不思議な感じです。
朝食の直後、すでにお腹いっぱいなので、
中には入りませんでした。

コリニョンのお店
実際にはAU MARCHE DE LA BUTTE(オ・マルシェ・ド・ラ・ビュット)という八百屋さんです。
コクリコ・デ・ザベスのすぐ近くにあります。
アメリはここで買い物をするので、映画の中では何度も登場する場所です。
撮影時の様子やポスターなどがお店の壁に貼られていました。

モンマルトルの名所は、
なんと言っても、やっぱりサクレクール寺院です。
モンマルトルの丘の一番高い所に立っていて、
パリの中では独特な様式の建物ですので、
エッフェル塔と同じく、パリの街中のどこからでも目立ちます。
そのシルエットの美しさと、建物の白さがすごく目に飛び込んできます。

サクレクールの前は階段状に公園になっていて、
その下から見上げるのはすごく絵になります。
一番下はニノがアメリに呼び出されてバイクを止めたメリーゴーラウンドが、ありました!
映画と同じようなアングルからパシャリ。
いいですねぇ。ハシャいでしまいます。

モンマルトルから少し移動してサンマルタン運河。
運河の周りはオシャレなお店がならんでいます。
セーヌ川から続くサンマルタン運河は、
高低差があるので船が通過するときには、
二つの並んだ水門を交互に開閉することで、
船の水位を調整します。
今でも観光向けのクルージングがあると思うのですが、
時間が合わず、見ることができませんでした。
写真はアメリの好きなことで紹介されていた「水切り」のシーンで使われていた水門。
予想どおりでしたが、やはり立ち入り禁止でしたので、
再現はできず。。笑

セーヌ川にかかるポン・デザール。
アメリが世界と調和がとれたと感じたシーンに出てきた橋です。
鋼製の歩道橋で、7連のアーチが並べられた外観が結構好きです。
オシャレな外観ですので、アメリ以外にも多くの映画で見かけます。
デートスポットの橋らしく、
側面の柵には恋人たちの愛の誓い?南京錠がいっぱい掛けられていました。

アメリ以外にも、
パリは多くの映画で舞台になっています。
あちこちにロケ地がありますし、
どこもロケ地にできそうな所ばかりです。

アメリ
アメリ(Le Fabuleux Destin d’Amélie Poulain)

僕がパリ好きになった所以の一つかも。
何度見ても面白い映画ですね。


カフェで朝食

なんだか肌寒い朝。
パリに来て初めて上着が必要です。

今日はモンマルトル界隈から散策。
メトロのAbbesses駅から歩いてすぐ近くのパン屋さん、
Coquelicot des Abbesses(コクリコ・デ・ザベス)の2階のカフェで朝食にしました。

ここの朝食セットです。
パンも美味しいし、オレンジジュースも美味しい。
そして、なんと言っても、
この大きなボウルで飲むミルクたっぷりのカフェラテが良いですね。
オシャレさんな気分です。

店内の装飾も可愛く、
女性ウケする感じです。
今回の旅のレストラン、カフェのほとんどは、
嫁さんがネットとかで調べてチョイスしているんですが、
こういった良い店を見つけるセンスは感心します。

さて、体も温もったので、
今日の散策開始です。


 

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